みなさん、こんばんは。
ミスカトニックです。
さて、このブログを読んでくださっている方の中には、これから占い師を目指そうとされている方も多い事でしょう。
そうした、これからプロを目指す方に1つ、知っておいて欲しいことがあります。
まず、占い師というお仕事は、評価されると通常の職業では得ることのできない対価を得ることができます。
つまり、端的に言うと占い師というのは「お金になる」仕事です。
これは、占いとうものそのものが希少性があり、そして依頼をするクライエントからの期待値が高いことに起因します。
ただ、期待値が高い分だけ困難な事例も多くなります。
また、中には「神頼み」的な感じになってしまっている事例も珍しくありません。
そうした事例に接すると、多くの占い師さんは当惑し、そしてクライエントに対して否定的な感情を抱きます。
そのお気持ちは理解できますが、しかしクライエントに対して否定的な感情を抱くことは筋違い、というのが私の立場です。
これは何度も繰り返していることですが、クライエントは好き好んで自ら今の悩みを抱えたわけではありません。
その悩みがどれだけ非現実的であっても、どれだけ合理性に欠いているものであっても、それを抱えざるを得ない状況にいるのがクライエントなのです。
クライエントも一人の人間であり、そこには尊重されるべき人格があり、尊厳があります。
そして、クライエントの人格や尊厳を守るという事は、クライエントの悩みに対しても最大限の尊重がなされるべきであることを示しています。
だから、皆さんにお願いがあります。
占い師としていくら稼いでも良いのです。
ただ、クライエントを否定し非難するような「残念な占い師」にはならないでください。
ではでは!