クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様
こんにちは!
占い師の集客とリピートを応援する
占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、
スピリチュアルビジネスコンサルタントの
ミスカトニックです
さて、今日は連載していたタロット講座をお休みして、違うテーマを
クライエントがご自身の状況を変えるためには、
ある程度の努力が必要なケースがたくさんあります。
また、クライエントの「思いグセ(マインド)」を変えることで
状況が好転することも、たくさんあります。
例えば、失恋の経験から立ち直れずに
復縁を願い続ける、というケース。
この場合、相手へのアプローチも必要ですが、
それと同じくらいにクライエントの変化も必要です。
相手がもう一度恋愛感情をクライエントに持つためには、
失恋以前のクライエントと同じで良い
というわけにはいかないことも多いですよね。
だから、自分を見つめなおして変えましょう、
という話しになりますが、これが難しいのは
皆さん経験済みだと思います。
だから、なかなか状況が変わらないという
クライエントを抱えている占い師さんも
多いのではないでしょうか?
Kさんも、まさにそうした方でした。
付き合っていた男性にフラれて、
復縁を目指しているのですが、
ラインはほぼ既読スルーの状態。
会うチャンスもありませんし、
誘っても応じてくれません。
こうした状態が、もう2年も続いています。
こうした場合、別の人を探せばいいのに、
と私たちはどこかで思います。
でも、Kさんはそれができません。
その結果、(嫌いな言葉ですが)占いジプシーを
延々としていました。
そんなKさんを鑑定したとき、
2つの事に気が付きました。
まず、アプローチが間違っていました。
明らかに効果のない、「おはよう」「仕事頑張って」
というラインを送り続ける日々
そのラインにご自身の情報は
全く入っていませんでした。
さらにマズいことに、たまに彼の方から誘って来たら、
Kさんは何をさておいてもその誘いを優先していました。
それが、Kさんの身体が目的であっても、です。
この状況で復縁はまずムリです。
そしてもう1つマズいのは、
Kさんのマインド
完全に委縮し、彼の言いなりになり、
そして振り向いてもらうのを
ひたすら待つという姿勢。
この姿勢の裏には…
「今よりも状況を悪化させたくない」
「嫌われたくない」
という思いだけが優先されていました。
その結果、Kさんは自らに価値を
感じられなくなっていました。
でも、それにKさんは気が付いていません。
また、気が付きたくもありません。
なぜなら、価値に目覚めたら、
彼の事をどうでも良いと思ってしまう可能性が
あるからです。
その可能性を無意識が敏感に察知した結果、
Kさんは自らの価値に目を閉じました。
価値に目を閉じているので、
価値を認められても気が付くことが出来ません。
だから、アプローチをする男性が現れても、
それに上手に対応できずにいました。
Kさんが彼と復縁をするにせよ、
あるいは別の人を選ぶにせよ、
ご自身の価値に目を向ける必要があります。
そこで、あるワークを提案しました。
なずけて「プライド回復大作戦!」
…私の中での命名ですよ、これは(笑)
これは、次のように行いました
(1)自分がすごいと思ったとき、
どんな言葉が浮かぶか想像してもらいます。
→出てきた言葉が、「ワタシ、すご~い!」でした。
(2)その言葉を名刺大の大きさの
紙に書いてもらいました。
(3)何か頑張ったり、良いことがあったら、
その紙を必ず見て自分を褒める!
心理カウンセリングや心理療法では、
こうしたワーク(技法)はたくさんあります。
そのうちの1つを行ってもらったのです。
ただ、こうしたワークを占いでする際、
重要な点があります。
それは、相手のモチベーションを作り、
毎日着実にやってもらうようにする「仕掛け」です。
それがないと、
一過性のアドバイスで終わってしまいます。
今回、そのモチベーションは
彼が運んでくれました。
彼に振り向いてもらう
そのために自分の良いところを認める
Kさんの場合、効果は絶大でした。
「なんで、私がこんな彼のいう事を
聞く必要があるの?」
となったのです(笑)。
Kさんは彼を手放しました。
肉体関係も断ち切りました
会うペースもKさん主導となりました。
合コンにも行きましたし、
他の男性とデートもしました
(深い関係にはなりませんでしたが)
すると、彼の方から
「やり直したい」と言ってきたのです!
その後の鑑定は、Kさんのペースを守りながら
彼との関係を育むことのサポートとなりました。
このように、マインドを変える
アプローチは非常に有効です。
そして、その方法を占い師はたくさん
持っているに越したことはありません。
なぜなら、何がフィットするかは、
やってみないとわからないからです。
余談ですが、次回行うセミナーでは、
このワークを集中してお伝えする予定です。
クライエントを変えるためには、
マインドを変える必要があります。
その方法は、
たくさん持っておいてくださいね
ではでは!