クライエントに悪感情を持つとき

皆さん、こんばんわ。

占いと心理のスクール、セラスの講師であり、心理カウンセラー、占い師、スピリチュアル・カウンセラーのミスカトニックです。

では、早速始めていきましょう。

私たち占い師が接するクライエントの中には、非常識な方も残念ながらおられます。

そうしたとき、ついクライエントに対して悪感情を抱きたくなりますよね。

私自身の信条としては、そうしたクライエントであっても真摯に向き合うべきであり、そうしたクライエントを批判したり否定する事はあってはならないと考えています。

しかし、私もそうした悪感情とは決して無縁ではありません。

私たち占い師も人間です。

占い師として活動していて、非常識なクライエントによって傷つくこともありますし、ストレスを抱えるときもあります。

また、占い師という活動は孤独なものです。

鑑定の場においては誰も助けてくれませんし、占い師という特殊な仕事であるがゆえに、相談できる相手も限られてくるという問題もあります。

これは私自身の考えですが、繰り返しになってしまいますが、どのようなクライエントであっても否定・批判はあるべきではありません。

どのようなクライエントであっても、クライエントはその人生において苦悩や苦痛を抱えてやってきます。

その感情の矛先が私たち占い師に向けられたとしても、それも含めて受容するのが占い師の役割だと私は考えています。

それが、クライエントに寄り添う、という姿勢なのです。

しかし、私たち占い師は神様で女神でも天使でもありません。

時には腹も立つ事もあるでしょうし、落ち込むこともあるでしょう。

ここが大切な点ですが、クライエントを否定しない・批判しないという事は、そうしたクライエントに対するネガティブな感情に蓋をする、という事ではないということです。

そうしたネガティブな感情を抱え続けると、いつかいわゆる「燃え尽き症候群」に陥ってしまいます。

そのため、クライエントに対する悪感情は悪感情として認めてください。

そして、その矛先をクライエントに向けるのではなく、自身のストレスとして解消する方法を持ってください。

占い師として長期間に渡り活動する上で、そうした解消法をちゃんと持っておくことはとても大切です。

一見、当たり前の事のように思えますが、しかしこの当たり前ができなくて苦しんでいる占い師さんは大勢います。

燃え尽きてしまう前に、感情を上手に消化してくださいね。

ではでは!

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