皆さん、こんばんは。
ミスカトニックです。
さて、今日は「タロット占いが外れる理由」という、ちょっとドキッとする(笑)内容についてお話ししたいと思います。
これからプロとしてタロット占いをしようとしている方にとっては、「外れたらどうしよう」という気持ちがあるのは当然ですよね。
確かに、残念なことにタロット占いが外れることはある程度はあります。
しかし、本来的にタロット占いは、100%とは言えませんが、当たりやすい性質を持っています。
では、なぜ外れてしまうのでしょうか?
そこには、いくつかの理由があります
①そもそも、リーディングができていない
この場合は、外れてるのは当然ですよね。リーディングができていないということは、タロットカードの情報をきちんと読めていないということですから、むしろ外れない方が不思議なくらいです。
そのため、手前味噌な話で恐縮ですが、私のプロ養成講座では、徹底的に!リーディングのスキルを磨くトレーニングをしています。
私の講座はさておき、まずは「リーディングが正確にできる」ということがタロット占いの前提とお考え下さい。
②クライエントに対するアドバイスが不適切だった
これは、リーディングにも関わることですが、タロットカードのアドバイスを理解したうえで、どのようにクライエントにアドバイスをするか、ということがタロット占いでは必要不可欠なものとなります。
その時に多いミスが「ざっくりとしたアドバイスになってしまい、具体的な行動が伝えられていない」というものです。
確かに、タロットカードのアドバイスは抽象的なものです。
そのため、その抽象的なアドバイスをいかに現実のクライエントにフィットさせるか、ということが重要になります。
これはタロットカードのリーディングも関係しますが、それ以上に重要なのはクライエントの状況をちゃんと理解しているか、ということです。
これはセッションの間に、クライエントから補充的な情報を受け取り、それとタロットカードを照らし合わせて、よりアドバイスを具体性のあるものにしていくということが求められます。
そのため、セッション中のクライエントとの会話というのは非常に重要です。
占い師側がクライエントに根掘り葉掘り質問することは推奨できませんが、しかしクライエントが「いま、何に困っているのか」ということを正確に把握することは最低限必要なことです。
③鑑定結果の後のクライエントの行動
タロットに限らず、占いというものは、クライエントの行動まで予測することはできません。
例えば、ある高校生が占いに来て、「志望する大学に入れますか?」と聞いたとします。
その時、タロットが示すのは「現時点でのクライエントの現状と未来」です。
そのため、その鑑定結果を聞いてクライエントがどのように動くか、というところまでは把握できませんし、コントロールできません。
そのため、占いの結果を現実にするための行動をクライエントがとらなかった、という問題が往々にして発生します。
先の例だと、「志望校に入れますよ」と聞いたクライエントが安心しきって勉強をサボるようになれば、当然その占いは外れますよね。
このように、占いというのはクライエントの行動に決定的に依存せざるを得ないという面があるのです。
そもそも、タロット占いに限らず占いの活用法というのは、「成功の確率をいかに高めるか」ということにあります。
いま、60%だった成功の確率が80%に上がったということであれば、その占いは成功です。
その成功の確率を上げるためには、クライエントの行動を成功にふさわしいものにしていく必要があります。
となると、「当たる占い師」というのは、「適切なアドバイスができる占い師」ということになります。
ぜひ、先述しました3つのポイントを踏まえて「適切なアドバイスができる占い師」になってくださいね。
ではでは!