皆さん、こんばんは。
セラススクール 学長のミスカトニックです。
さて、皆さんは占いをしている中で、人間関係の相談を受けることが多々あるかと存じます。
クライエントが相談してくる人間関係の問題は多岐にわたります。
それはママ友であったり、職場の同僚や上司部下との関係であったり、PTAの集まりであったり…
そうした中で多くのクライエントは、その人間関係の問題の中で猜疑心を抱いています。
つまり、「自分は嫌われているのでは?」「悪感情を持たれているのでは?」というものですよね。
クライエントのそうした猜疑心の多くは根拠があります。
つまり、嫌われている、悪感情を持たれていると判断するに足りる出来事があるという事です。
こうした場合に占い師として取るべき姿勢で、大切な点が1つあります。
それは、クライエントの不信感や猜疑心を助長しない、という事です。
鑑定結果がクライエントの猜疑心を裏付けるものである場合も確かにありますが、占い師として目指すべき方向は、猜疑心を深めることではなく、人間関係を良好にする、あるいは最低でも現状より悪化しないというものです。
そのため、現状がどのようなものかということも大切ですし、周囲の方がクライエントにどのような感情を抱いているかという事を把握することも大切です。
ただ、こうした人間関係というものは、クライエントにとっては長期間に渡り関わってくるものです。
となると、通常の恋愛相談以上に解決志向になるべきテーマと言えます。
よって、猜疑心を深める方向での鑑定は必ず避けるべきことで、むしろその人間関係の中でも安心できる材料や改善点を検討するべきです。
以前から繰り返しお話ししていますが、求めるべきはクライエントの最善の利益です。
ぜひ、その点から人間関係を上手に占ってくださいね。
ではでは!