皆さん、こんばんは。
セラススクール学長 ミスカトニックです。
さて、今日は占いと心理学の関係について考えてみたいと思います。
占いと心理学とは、非常に密接した関係にあります。
というのは、占いは人生に対する不安や未来への不確実性を克服するために用いられます。
しかし、これは心理学的な需要にもとづいています。
心理学的な観点から見ると、占いは人々が自分自身や自分の人生に対する理解を深め、自己と向き合うことを促すツールであると言えます。
この「自分自身や人生に対する理解を深める」という事が非常に重要で、占いを通してクライエントが今、自分自身に何が起こっているのかを理解し、そして未来をより良くしていくというアプローチが必要になるからです。
占いは、過去、現在、未来に関連した人生のトピックを取り上げます。
例えば、愛やキャリア、家族、健康などがありますよね。
これらのトピックは、人々が心理的に最も興味を持つ領域であり、人生に対する不安や未来への不確実性を克服することを望むことが多いからです。
この不確実性を乗り越えるために占いは活用されますが、占いと心理学とではアプローチが異なります。
占いの場合は、問題に対する具体的な方法だけではなく、未来どうなるか、という観点も含まれることになります。
しかし、心理学の場合は問題に対する具体的な方法を導き出すことはできますが、未来どうなるか、という事については全く扱うことができません。
そう考えると、未来を見通せるという占いは、心理学に対して大きなアドバンテージがあるといえるでしょう。
しかし、占いと心理学とは相互補完関係にあります。
心理学は人間の心理や行動を研究する学問なのですが、これには研究に基づくものが多くあるため、心理学的なアプローチは問題の解決に大いに役立ちいます。
しかし、占いのみが提示できる問題解決には限りがあります。
そう考えると、占いと心理学とをバランスよく学ぶという事が、最も有益なトレーニングの方法と言えるでしょう。
では、また来週お会いしましょう