こんにちは。
占いと心理のスクール、セラスの講師であり、心理カウンセラー、占い師、スピリチュアル・カウンセラーのミスカトニックです。
さて、早速始めていきましょう!
私たち占い師は、クライエントが問題解決へ向けて自主的に取り組むことをサポートする役割があります。
しかし、なかなか行動に移せない・移さないクライエントがいるのも事実です。
その原因は様々あるのですが、占い師側にも当然問題はあります。
それは、占いが「1回完結」で終わってしまっている事です。
これを私は、「占いの『天気予報化』」と呼んでいます。
この「天気予報化」とは、セッションが1回完結で終わってしまい、具体的なアクションまで落とし込めていないことです。
例えば、天気予報で「明日は雨が降ります」だけだと、「あぁ、そうなんだ」で終わりますよね。
でも、「明日は雨が降りますので、傘を忘れずに」と言われると、「傘を持って行かなきゃ」という発想に至りますよね
これと同じで、例えば占いで「彼は気難しい人だから注意してね」という言い方だと、具体的なアクションに結び付かないので、ピンときません。
しかし、「彼は気難しい人だから、コミュニケーションをとるときは、しっかりとあなたの意図を説明してね」だと行動に移しやすいですよね。
このように、具体的なアクションに落とし込むのが、クライエントの行動化のカギです。
ここで大切になるのは、クライエントの隠されたニーズです。
クライエントが何に悩んでいるのかは、最初に言って下さるので、理解するのが難しいという事はありません。
しかし、その悩みの背景に、いまクライエントが何に苦労しているのか、というのは、なかなか表面化しません。
そのため、占い師側が丁寧にクライエントの「困りごと」をヒアリングする必要があるのです。
そして、その「困りごと」が明確になると、それに寄り添い、そして具体的なアクションまでお伝えできるようになります。
占いは、一方方向のコミュニケーションであってはいけません。
双方向でのコミュニケーションが求められます。
その双方向でのコミュニケーションが、クライエントの隠された「困りごと」を明確化してくれます。
ぜひ、トライしてくださいね。
さて、私のブログ更新は、今年で終わりです。
皆さんも、良い年をお迎えくださいね!
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