皆さん、こんばんは。
セラススクール 学長 ミスカトニックです。
さて、今日はクライエントにとって占いがどのようなものなのか、どのような意味を持つのかについて考えてみたいと思います。
クライエントは生きる指針、今後の行動をどのようにすればいいのか、という事を知りたくて占いにやってきます。
そのため、私たちが提供する占いは、クライエントからして「信じるに値するものかどうか」という事が問われます。
占いは、単に「当たり・外れ」だけではありません。
クライエントがおかれている状況に対する洞察や気づきをお渡しできるかどうか、という事も重要な要素です。
ですので、単に「その通りです!」という「当たり」ではなく、「なるほど、そうした面もあるのか」という発見が大切になります。
そうすることで、クライエントはより自分自身のおかれている状況、そしてそれを踏まえた上でのこれからの指針を得ることができます。
ただ、占いであっても主人公は占い師ではなくクライエントです。
言うまでもなく、私たちが扱っているのは「クライエントの人生、生活、生き方」であり、それを私たちがコントロールすることはできないからです。
そのため、適切な形でクライエントに責任を負っていただく必要があります。
それが、クライエントの「行動化」です。
そして、その「行動化」が適切に行われるように、私たちはアドバイスにも細心の注意を払う必要があります。
特に、このアドバイスは重要です。
というのは、単にアドバイス通りにして問題が解決された、というものではなく、その行動を通してクライエントが現実に適応的になり、かつクライエントなりの成長や発見が出てくるからです。
クライエントに信用されないと、クライエントの問題を解決することは不可能です。
信頼に足りる占いを提供しているかどうか。
どうか、この点を意識してくださいね。
ではでは!