皆さん、こんにちは。
ミスカトニックです。
では、早速始めていきましょう。
私たちのクライエントは、「愛する人から必要とされなくなった」という痛みを抱えている場合が非常に多いんですね。
そして、その「愛する人から必要とされなくなった」という状況は、クライエントが無意識のうちに自分には価値がないと思ってしまう原因ともなってしまいます。
クライエントは、常に自己否定と隣り合わせの毎日を送っています。
クライエントの願望成就うというのは、その自己否定を埋め合わせるために、つまり自己否定に至らないようにするために、恋愛関係の改善という手段を使っているという側面もあります。
愛する人から必要とされなくなるというのは、確かに苦痛を伴う大変つらいものです。
そして、私たち占い師は、そうした関係の修復を通じて、クライエントを苦痛から解放する事を目指します。
しかし、そもそも愛する人から必要とされなくなる事と、クライエントに価値がない事はイコールの関係なのでしょうか?
それは違いますよね。
仮にクライエントがツラい失恋や恋愛関係で悩んでいたとしても、それでもクライエントには存在価値があります。
大切なのは、そうしたツラい恋愛が仮にあったとしても、クライエントが自分で自分の価値を見出し、それに対して確信を持てるようにする事です。
自分自身の存在価値を他人に、つまり恋人に求める気持ちは理解できますが、それがあり続ける限り、クライエントは恋愛依存の状態に陥ってしまいます。
確かに、クライエントの願いを叶える事は私たちの役割です。
そこから私たちが外れる事はあってはなりません。
ただ、クライエントが自分の存在価値を信じられなくなるというのは、別の意味で問題がありますし、何よりもクライエントの願いを変えるための、クライエント自身のパフォーマンスを下げてしまいます。
そうした事態を避けるためには、クライエントが自分自身の存在価値を見出せるような鑑定を行う事が大切になってきます。
鑑定は、もちろんクライエントの問題解決の場でもあるのですが、同時にクライエントが自分自身の存在価値を改めて確認する場でもあるのです。
そして、クライエントの存在価値というのは、人から承認されて得られるものではなく、自分自身が自分の価値に気が付く事です。
ぜひ、そうした点を意識して鑑定をなさってくださいね。
ではでは!
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