皆さん、こんにちは
占いと心理のスクール、セラスの講師であり、占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師のミスカトニックです。
さて、今日はクライエントの否定的な感情との向き合い方についてお話ししたいと思います。
クライエントは自分の状態を表すとき、その状態をまるでレッテルのように表現します。
例えば…
「私は自信がない」
「今日はやる気が出ない」
このレッテル貼りは便利なもので、私たちの状態をコンパクトに表現することができます。
でも、一方で大きな問題があります。
それは、レッテルを貼ることで私たちは「思考停止」に陥ってしまう、ということです。
例えば、「私は自信がない」
こう言ってしまうと、その瞬間に「自信がない」がレッテルとなり、そこで思考停止になってしまいます。
そうすると、その「自信がない」という状態が固定化されてしまうんですね。
そして、そのレッテルはいつしか…
「思い込み」
に至ってしまいます。
では、こうしたクライエントがいた場合に私たちはどのようにセッションを進めればいいのでしょうか?
ここで大切なのは、クライエントが持っている思い込みを外す事です。
その思い込みを外す方法はカンタン。
例えば、自信がない、と言われたら…
「もう少し、そのことを詳しく聞かせて頂けますか?」
と掘り下げてみてください。
すると、クライエントはそのレッテルに合った現実をたくさん語ってくれます。
後は、少し考え方のフレームを変えると、その思い込みは意外とカンタンに外れます。
フレームを変えるコツは…
「それでうまくいっていることもたくさんあるよね?」
と、その問題としている状況の肯定的な面に目を向けることです。
人の行動や思考が100%マイナス、あるいは否定的ということはありません。
探してみたら、意外とプラスの面もあったりするんですね。
そのプラス面に焦点を当てるようにしてみてください
では、今日も良い鑑定を!
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