皆さん、こんばんは。
ミスカトニックです。
さて、今日は鑑定の成功・失敗についてお話ししたいと思います。
私が占い業界に入ったばかりの頃…というよりもプロとして8年くらいの間は、占い師の友人や知人はいませんでした。
実は、私の方からあえて距離を取っていたんですね。
その理由ですが、占い師になりたての頃、あるベテランの占い師さんと話をする機会がありました。
そして、その占い師さんのクチから、クライエントを批判する言動が次々と出てきました。
私はそれに衝撃を受けました。
私は元々が心理カウンセラーで、保健医療の分野でカウンセリングをしていました。
心理カウンセラーの世界では、クライエントは支援の対象であっても批判の対象ではありません。
その発想があったため、クライエントを批判するその占い師さんに対して驚いたのと同時に、残念にも感じました。
プロを養成する立場、そして占い会社の顧問をするようになってから、様々な占い師さんとの接点が増えました。
そして多くの方が、鑑定の失敗の原因をクライエントに求めている事を知りました。
私は、そうした風潮がまかり通っていることが、占い業界の残念なところだと感じています。
というのは、先述しましたようにクライエントは支援の対象であっても批判の対象ではないからです。
そして、どのようなクライエントであってもプロとしてのクオリティのある鑑定を提供する事が私たち占い師の役割です。
ならば、鑑定の失敗はクライエント側の問題ではなく、単純に私たち占い師の力量不足なだけです。
もし、鑑定が失敗した原因をクライエントに求めるならば、占い師としての技量の向上はまずあり得ません。
また、クライエントは「困った人」ではなく「困っている人」です。
困っている人を「困った人」として接すると、当然良い鑑定などできるはずもありません。
鑑定の失敗の原因はクライエントにありません。全て占い師側で背負うべきものです。
逆に言えば、それくらいの覚悟がないならプロとして活動していてもやがては行き詰ります。
ぜひ、この点を押さえてくださいね
ではでは~
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