なぜクライエントは執着するか?

皆さん、こんばんわ。

占いと心理のスクール、セラスの講師であり、心理カウンセラー、占い師、スピリチュアル・カウンセラーのミスカトニックです。

では、早速始めていきましょう。

クライエントは悩みや問題を抱えて私たちのところへやってくるのですが、その中でも「執着系」は、クライエントにとって大変なストレスをなっています。

例えば、ある人の事が忘れらなくて、ずっとその人の事を長年思い続けている、というケースですね。

そうしたケースの場合、「失敗エピソード」がある事がかなりの確率であります。

つまり、過去にその人との関係で失敗した、トラブルになってしまった、というものですね。

こうした場合、どうしても執着心により相手への気持ちが手放せない、という現象が発生します。

では、なぜ失敗エピソードが執着心に発展するのでしょうか?

それは、脳の機能が関係します。

脳は自己防衛機能があり、かつ問題解決志向を持っています。

そのため、自らを守るためにネガティブな記憶ほど残りやすく、かつそのネガティブな出来事を解決しようとししまうのです。

これが、相手への執着心に繋がります、

では、どうやったら執着心を手放せるのでしょうか?

それは、問題解決を手放すのではなく、その問題をいったん占い師側と整理する、という事が有効です。

つまり、なぜそれが発生したのか、その意味や理由は何だったのか、という点を明らかにするという事ですね。

そうする事によって、クライエントは問題を客観的に見れるようになります。

そして、客観的に見れるようになることによって、執着心を手放しやすくするようになっていきます。

大切なのは、「執着心を手放しましょう」と伝える事ではありません。

それは脳の機能として無理な話しです。

執着心を手放せるようになるように、クライエントの頭の中を整理するという事が一番有効です。

ぜひ、試してみてくださいね。

ではでは!

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