占いに心理カウンセリングは必要?

皆さん、こんばんは。

セラススクール 学長のミスカトニックです。

さて、今日は「占いに心理カウンセリングは必要?」というテーマで進めていきたいと思います。

占いを通して、人の心理や心に関心を持ち、そこから心理学や心理カウンセリングを学ばれる方も珍しくありません。

その動機のほとんどは、クライエントのメンタル面のケアと、心理的な状態に対する理解というものです。

では、心理学や心理カウンセリングを学ぶことは、私たちの鑑定をより良いものにするのでしょうか?

答えは、占いの内容による、という事になります。

例えば、占いが未来予測だけに使われている場合、つまりクライエントが単に未来を知りたいという動機であれば、心理カウンセリングが出る幕はありません。

ただ、クライエントが現在悩みを抱えており、その結果心理的精神的負担を抱えているのであれば、心理学の知識や心理カウンセリングの技術は役に立ちます。

この場合に用いられる心理カウンセリングの目的は、大きく分けて2つあります。

1つは、クライエントの問題解決のため。

心理学の分野では人間関係に関する研究も盛んにおこなわれており、また心理カウンセリングには、クライエントの対人関係を良好にするという目的も含まれています。

そうした点を考えると、クライエントの問題解決に心理カウンセリングは役立つと言えます。

そしてもう1つは、クライエントのメンタルのケア、つまり傷ついた心を癒し、そして失われた自信や自己肯定感を取り戻すというものです。

クライエントの悩みのほとんどは、「得たいものを得ることが出来ない」という「欠乏にある」と言えます。

その欠乏は、クライエントが自分自身の人生に対する信頼を失わせます。

その結果、自信や自己肯定感を失ってしまうという結果になります。

そのため、心理カウンセリングのアプローチによってクライエントが自分自身の人生に対する信頼を取り戻すことが出来るようになるというのは、大きな意味があります。

心理カウンセリングを学ぶかどうかは占い師さん次第ですが、占い師はクライエントの「こころ」を扱う活動です。

その「こころ」に着目するようにしてくださいね。

ではでは!

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