占いジプシーに対する責任

皆さん、こんばんは。

ミスカトニックです。

さて、皆さんは「占いジプシー」という言葉をご存じでしょうか?

きっとご存じの方も多いと思いますが、ざっくりと言うと「短期間に様々な占い師の鑑定を受けてしまう状態」を指します。

この占いジプシー、または占い依存は占い業界が抱える問題の1つです。

良識ある占い師であれば、占いジプシー、または占い依存が好ましいものではないという認識を持っている事でしょう。

ここからは私の認識ですが、占い師である以上、「責任ある鑑定」を提供するべきと考えています。

そして、「責任ある占い」とは…

・クライエントが占いジプシーになることを防ぐ鑑定を提供する

・クライエントから「考えるチカラ」を奪わないことによって、依存的になってしまう事を防ぐ

という2つから成り立っていると考えています。

これは、私の理念であるのと同時に、私自身が占い師として磨き続けなければならない「技量」だと考えています。

占いジプシーや占い依存は、クライエントが自身のネガティブな感情を勝利しきれない事から生じます。

そのため、鑑定は「不安を植え付ける」ものではあってはいけませんし、また「考えるチカラ」を奪うものでもあってはいけません。

鑑定に入った以上は、そのクライエントが不安を感じないようにするべきですし、またクライエントが考えるべき、あるいは判断するべき領域に占い師が立ち入るべきでもありません。

これは私が常に意識していることであり、同時に私のプロ養成講座で繰り返しお伝えしていることです。

占い師に対する偏見はまだまだ多いのですが、その偏見を生み出している一因は、私たち占い師にあります。

そして、私たちは占い師という活動を通して悩みを抱えているクライエントの「こころ」を扱います。

ならば、鑑定に対して責任を引き受けるのは当然ですし、その責任を引き受けるという姿勢こそが、クライエントに寄り添う姿勢へとつながると考えています。

さて、皆さんは占いジプシー、占い依存に対してどのように思われるでしょうか?

もちろん、価値観や理念は人それぞれですが、少なくともクライエントが「受けてよかった!」と思えるような、そしてジプシーをしなくても良い鑑定を提供してくださいね。

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