皆さん、こんにちは。
ミスカトニックです。
では、早速始めていきましょう。
最近、ウェブなどでは占いやスピリチュアル関連のコンテンツが数多くありますよね。
多くの方は、占いとスピリチュアルを混合されておられますが、実は占いとスピリチュアルは重なる部分もありますが、しかし厳密には異なる概念です。
確かに、スピリチュアルを大きくとらえると、その中に占いが含まれる、という事になるでしょう。
しかし、占いとスピリチュアルは、そもそも方向性が違うんですね。
端的に言うと、占いとスピリチュアルとでは「いま」に対する観点が全く異なります。
スピリチュアルの場合は…
「今を受け入れて自分自身を肯定したら未来は変わるよ」
というスタンスです。
これに対して占いの場合は…
「いまを受け入れる事ができなくて自分を肯定できないから、何とかしたい」
というものなんですね。
そうした違いがあるため、「スピリチュアル」なアプローチを占いユーザーに行っても、そもそも嚙み合わないんですね。
もちろん、占いを行って、問題解決の手段として自己受容と自己肯定を促すというアプローチも可能ですし、またそれは望ましいものです。
しかし、それは占いを進めていって、占い師として信頼された後で意味をなすものであり、最初からスピリチュアルなアプローチを占いユーザーにしてもフィットしません。
少し話は違いますが、多くの占い師さんは、クライエントの「気づきを促したい」という事を仰います。
この「気づきを促す」というのは、とてもスピリチュアルなテーマです。
私はこれを否定するつもりはありませんが、しかしクライエントは気づきなど、そもそも求めていません。
クライエントが求めているのは、問題の解決です。
そのためには、そもそも当たる事が前提ですし、当たったうえでどう問題を解決するか、という点を検討するのが占いです。
その上でスピリチュアルなアプローチが必要になる場面がありますが、占いの前提を崩してはいけないんですね。
ぜひ、この点を意識してくださいね!
ではでは!
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